誰でも唯一無二になれる。
試合などの完成品にお客さんを呼び、そこでチケット代を支払ってもらって、その何割かをプレイヤーが手にする。
これが一般的な価値提供とされてきました。
ただ、一昔前であれば、この完成品にも大きな価値がありましたが(具志堅会長の世界戦は視聴率が40%を超えていた)、
今はその価値は明らかに薄れてきています。
決してそれは、今の選手が具志堅会長よりも弱いからとか、パンチ力が下がったからとか、そういったクオリティの低下によるものではありません。
そうではなく、単純に、
「希少性がなくなったから」。
つまりは、
「強い選手なんてめちゃくちゃたくさんいるから」
です。
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▼思い入れのない強い選手と、思い入れのある弱い選手
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たとえばピアノの発表会。
毎日学校帰りに必死に練習していた娘が、本番のステージに上がる姿には、ヒヤヒヤとドキドキが入り混じった感情が押し寄せてくると思います。
一方で、見ず知らずの子供が派手なパフォーマンスをし、その年代では考えられないほど上手なテクニックを持ち合わせていても、「凄いなぁ」とはなっても、「感動」という部分では、少し劣るんじゃないかなと思います。
これはボクシングでも一緒で、めちゃくちゃ強い選手がリングの上で戦っていても、たしかに「強いなぁ」とはなるかもしれませんが、心から「応援したい」とか、心を打たれたりとかはあまりないんです。
不思議ですよね。
全てのプロボクサーは「強くなること」を目指すのに、それが必ずしも、一番大きな価値ではない。
見ている人が本当に求めているのは、実はそこじゃなかったりするのかもしれません。
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▼誰でも唯一無二になれる
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完成品に価値がないのなら、プロと呼ばれるあらゆる人たちは、いったいどこを目指せばいいのでしょうか?
勝つことに意味がないのなら、プロとしての存在価値はあるのでしょうか?
僕は、こんな時代だからこそ、誰にでも価値がある、つまりは、「誰にでも成功するチャンスが」あると考えます。
実際に、僕が運営するPUGMEというオンラインサロンは、
「成功を望む全ての人にその機会を提供する」
というものを理念としています。
これはまったく大げさではなく、僕は本当に成し遂げられると思ってます。
なぜそんなことが言えるのかというと、我が子がステージに上がって必死にピアノを演奏する姿には、他の誰にも比べ物にならない大きな感動が生まれるからです。
つまり、「思い入れがどれだけあるか」によって人が集まり、そこで初めて、完成品に価値が出るということ。
もともと完成品に価値があるのではなく、そこまでの過程に価値を作るからこそ、完成品が生きてくるということです。
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▼ということで
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なので僕は、このPUGMEというオンラインサロンで、僕が試合に挑むまでの過程を全て共有していきます。
僕のことを好きになってもらわなければ試合になんか呼べないし、僕のことを応援してくれてる人が集まらなければ、僕の試合の価値なんか0に等しいからです。
こういったモデルは他にはたくさんありますが、おそらく、プロボクサーでやってる選手はいないので、まずは僕が自分の背中で体現してみて、
「あいつができるならオレもできるわ」と、
プロボクサーが自ら動き出すような仕組みを創れたらなと思います。
そうしたら、あらゆる業界でこれが応用されて、夢を持つ人たちが成功するチャンスが増えていくんじゃないかなーと思ってます。
だから僕は、「成功を望む全ての人にその機会を提供する」というその理念だけは、絶対にブレることはありません。 まずは僕が大好きなボクシングという紳士のスポーツで、それを確立していきます!
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