「プロ」を再定義してみる。 | ブログ

こんにちは！

突然ですが、明日は動画撮影を行ってきます。

内容は、主にクラウドファンディングの用のプロモーションムービーで、僕の想いを短い動画にまとめてきます。

僕自身は、「プロボクサー」としては本当に実績がなくて、（今現在は）ほとんど誰からも知られていない無名中の無名ボクサーです。

だけど、今はこうして発信するツールがあって、クラウドファンディングのように、想いで人を集めることが可能になってます。

だからこそ、自分の実力をつけるとともに、想いを外に発信することがものすごく大事ですね！

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▼「プロ」を再定義する

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プロが絶対に度外視してはいけないのは、「結果」です。

なので、いくら平等が素晴らしいなどといって、小学生の徒競走の順位付けを無くす、みたいなニュースを見た時は、「それはちょっと違うんじゃない・・？」と思ってしまいました。

競争があるから努力できるし、本気で戦った相手をリスペクトすることもできます。

だから、もちろんプロセスも大事ですが、勝ち負けという結果は絶対に度外視してはいけないと僕は思ってます。

ただ、勝ち負け以上に忘れてはいけないことがあるとするならば、それは月並みですが、 「見ている人を感動させられること」 なのかなと、思います。

「勝つこと」は、自分が快楽を得ることであり、フォーカスはあくまでも自分。

お客さんは、もちろんその選手が勝つ姿も見たいとは思いますが、それ以上に、「それを見たこと（体験したこと）によって自分が何を得られるか」の方が、ずっと大事に思ってるはずです。

だから、フォーカスを外に向けてみて、「自分のやりたいこと（勝つこと）」と、「相手が望むこと（感動させること）」の両方を兼ね備えることが、プロとして大切なことなんじゃないかなと、そんなことを思いました。

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▼自分のやりたいこと×社会益になること＝使命

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僕がプロボクサーに復帰して、そして「ボクシングを食える仕事にする」ためにサロンを立ち上げたのは、自分の「使命」に気づくことができたからです。

正確には、「気づかせてもらったから」です。

これまでの僕は、とにかく勝てばいいとか、勝って有名になりたいとか、チャンピオンになって稼ぎたいとかモテたいとか、とにかく矢印が自分に向いた選手でした。

ただ、それでは全くうまくいかなかったし、何より、自分の人生に対してワクワクすることがほとんどなかったです。

だから、それを実現することができなかった自分の人生（負け続けた人生）には、価値なんて１ミリもないと思ってました。

だけど、自分がボクシングをやることが、 「社会にとって利益になるかもしれない」 ということを気づかせてもらった時、僕は初めて、負け続けた人生を誇りに思うことができました。

今まで自分にしかフォーカスが向いてなかったのが、周りにフォーカスを向けた時、「自分にしかできないこと（自分だからこそできること）」に気づくことができたんです。

それこそが、 「負け続けた選手がもう一度立ち上がり、多くのファンに支持されて、ボクシングだけで食べられることを証明すること」 でした。

これを世界チャンピオンがやったとしても、もしかしたら「あの人だからできるんでしょ」と言われてしまうかもしれません。

でも、それを無名の僕が成し遂げたら、 「あいつができるならもしかしたら自分にも__。」 と、見ている人たちに勇気を与えられるはずだと思ったんです。

それが本当にワクワクしたし、一瞬で人生が好転する感覚を得ることができました。

なので、

「こんな僕でも、自分の使命に気づけたことで、たくさんのファンを作ることができ、ボクシングという競技だけで食べることができるようになった」

ということをまずはプロボクサーたちに背中で示し、ボクシングを食える仕事にするという夢を実現できたら、その後は、自分の価値を見い出せなくなった全ての人たちに、もう一度前に踏み出す勇気を与えられたらなと思ってます。

クオリティではなく、自分だけの使命に気づき、その人の想いや生きてきたストーリーでご飯が食べられる世界を、僕が実現していきます。

それが僕の使命です。