プロセスエコノミーを次は誰がやるか?
アル株式会社のけんすうさんが提唱した、プロセスエコノミー。
今までのように、完成品だけをお客さんに見せるのではなくて、完成品に至るまでのメイキングを共有するというこの考え方が、僕はすごく大好きです。
例えば、
「あの短いシーンでこんなに長く撮影してたの!?」
とか、
「芸人さんて笑いを取る裏側でこんな真剣に打ち合わせしてたんだ!」
とか、
「あの女優さんて撮影前にこんな準備してたんだ!」
といったように、
映画でもドラマでもバラエティでもプロモーションビデオでも、その作品の裏側を見れるのって、すごく楽しくないですか?
これをキングコング西野さんも同じことを言っていて、実際にオンラインサロンでやられているんですが、
「次はどの業界の人がやるかが楽しみですね」
と言っていました。
けんすうさんはマンガの世界でこれをやっていて、西野さんはあらゆる挑戦の裏側を全てサロンメンバーに見せていて。
じゃあこれはプロボクシングの世界にも応用できると思って、僕はこのPUGMEで、プロセスエコノミーを実践しています。
思い入れのないチャンピオンよりも、思い入れのある負け越しボクサー
ボクシングって、人と人とが殴り合うスポーツですから、よくよく考えてみると、けっこう凄いことをやってますよね。
これが、もしもあなたの親友、または、あなたの息子、または、お世話になった先輩だったらどうでしょうか?
きっと、結果はどうであれ、その試合には興奮し、もしくは涙してしまうほど、気持ちが揺らぐのではないでしょうか。
逆にこれが、まったく知らない人だと、たとえその人がチャンピオンだろうがなんだろうが、自分の子供に勝る感動は生まれません。
プロセスエコノミーの観点から考えてみると、ボクシングは一見「試合」という完成品に価値があるように見えますが、実は、そこに至るまでにどれだけその選手に思い入れがあるかによって、その完成品の価値が大きく変わってくるんです。
まずは僕がそれを体現する
なので、まずは僕がそれをボクシング業界で体現して、これを証明することができたら、それを今度は選手に伝えていきたいと思います。
試合でマネタイズするという従来の価値観から、「その過程でマネタイズする」という価値観へのシフトです。
これをやることのメリットは大きく分けると2つあります。
1、ファンからのダイレクト課金の形が作れる
2、試合が中止や延期になっても収入が途絶えない
1について
何かに依存した収入ではないため、安定した収入が見込めます。ただ、自分自身を好きになってもらったファンなので、全員に響かせようとして、嘘をつくことや、自分を偽ることは、返って逆効果になります。
ダイレクト課金は、何にも屈しない自分らしさを貫く強い気持ちが必要になりそうです。
2について
プロボクサーは、試合を主な収入源としている選手がほとんどです。なので、試合が中止になってしまうと、頼りにしていた収入が途絶え、生活が苦しくなる選手も多いです。
そういった現状がある中で、試合までの過程をマネタイズしていれば、たとえ試合が中止になったとしても、収入が途絶えることはありません。
これを体現できれば、いずれはボクシングだけではなく、なかなか競技だけでは食べれないスポーツ、または、芸術の分野などでも応用されるようになるんじゃないかなとも思います。
ま、結果を出さないことには誰も見向きはしないので、まずは僕が証明していきます!
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