「所有」から「共有」の時代へ。PUGMEは理念を共有し、成功を望む全ての人にその機会を提供する。
「いかに人よりも・・」という競争が価値基準になっていた今までの時代。
これからは、「どんな人と一緒に・・」がその基準になってくると言われていますね。
つまり、これは簡単にいえば、
「いかに周りの人とシェア(共有)できるか」
という共存の世界を意味しているのだと僕は解釈します。
例えば、トイレットペーパーを買い占めるという騒動が、今年は各地でたくさん起こりましたが、そんな時、もしもシェアできる人が周りにたくさんいたら、無理して自分だけが買い占める必要はないはずです。
買い占めることよりも、
「ウチにいっぱいあるから2,3個あげるよ!」
と言われる関係性をたくさん作っておく方がよっぽど良さそうです。
車だって会議室だって宿だって自転車だって、さらには家さえもシェアするくらいの時代ですから、いかに「自分が人よりも所有するか」という価値が薄れてきているのかがわかるかと思います。
そんな時代において、PUGMEが共有するものは、
「理念」
です。
なぜ理念を共有するのかについて、ご説明させてください。
クオリティに違いがほとんどなくなった。
例えば、料理人。
僕の周りにも料理人の知り合いは何名かいるんですが、料理人の腕前ってやっぱりものすごくて、
「それとそれ合わせたらそんな味が出るの!?」
とか、
「なんでそんな美しい色合いになるの!?」
みたいに感じることが僕はたくさんありました。
だけど、今はインターネット上でたくさんのレシピが公開されていて、それを見ながら作れば、それなりに美味しい料理は作ることができる。
あまり料理をしない自分が作ったご飯も、めちゃくちゃ値段の安いごはん屋さんでも、「まず・・っ!」となることはほとんどありません(自己流でやるともちろん失敗します(笑)レシピをしっかりと見れば、の前提です)。
つまり、「美味しい」という基準であれば、もちろんレストランに出すようなクオリティにはできないですが、ある程度誰でも超えられるようになったということです。
ってなった時に、やっぱりクオリティだけじゃ差別化は難しくて、じゃあどうするか?と考えたら、理念のような想いの部分、つまりは、
「なぜ料理人をやっているのか?」
といったところがすごく重要になってくる。
いやむしろ、それでしか差別化をすることはもはやできないといっても過言ではないと思います。
「4回戦ボクサーが後楽園ホールを満員にし、成功を望む全ての人にその機会を提供する」という理念を全員で共有する。
そんなこんなで、PUGMEが行っていくのは、
「4回戦ボクサーが後楽園ホールを満員にし、成功を望む全ての人にその機会を提供する」
という理念の共有です。
でも、理念を共有してしまったら、たくさんの人に使われて、自分だけのモノが自分だけのモノじゃなくなり、一気に価値がなくなってしまうのではないか・・と、僕は最初に思いました。
ですが、実際はまったくの逆でした。
キングコングの西野さんが言っていてすごく印象的だった言葉があります。
「これが売れたら全員が得をする仕組みをいかに作るか」
これまでの競争の価値観だと、自分の作品や商品を使って人を得させようなんてことは多分考えられません。
人よりも上に行くことが成功の定義だったからです。
ですが、共有の現代においては、自分の作品によっていかに多くの人を喜ばせることができるかに焦点を当てなくてはいけなくて、その範囲は決してお客さんだけではなく、自分と同じサービス提供者、
つまりは、
「作り手まで」
だということです。
理念を共有するとどうなるのか?
では、僕が僕の理念を、他の人と共有するとどうなるかというと、
「PUGME(星野真生)の理念を応援している自分」
というブランディングができあがります。先ほどの料理人の例で言えば、
「”後楽園ホールを満員にする”という理念を掲げるプロボクサーの理念に共感し、その選手が万全な体で試合日を迎えられるように、日々メニューを考え、提供しています。」
というブランディングができる。
クオリティの部分ではライバルがたくさんいても、こういった想いの部分では、ライバルが皆無になりそうじゃないですか?人それぞれの想いに優劣はないので。
つまり、僕の理念を共有することによって、その料理人は他との差別化を生み出すことができ、「もっと成功したい」、「もっと認知度を上げたい」と思えば思うほど、僕の理念が必要とされる。
言い換えれば、僕のサービス(PUGMEのクローズドコミュニティ)の売り手は僕以外にもたくさんいて、僕のサービスが必要とされればされるほど、得をする人が増えていくということです。
その結果、僕の理念を使ってその人が成功することができれば、
「成功を望む全ての人にその機会を提供する」
という僕の理念が果たされます。
だから僕は理念を共有します。
「自分が豊かになりたければまず相手を」豊かに、
そして、
「相手を豊かにするためには自分を」犠牲にしてはならない。
そんな原理原則に、僕は気づいてしまったから。
それこそが、
「成功を望む全ての人にその機会を提供する」
という理念の根幹にある僕の想いです。
そして、西野亮廣さんの言う、
「これが売れたら全員が得をする仕組みをいかに作るか」
が、これによって実現できそうです。
そうすれば最終的に、自分が最も叶えたいことが叶う。
このように、
「いかに自分のサービスによって周りの人たちにポイントを与えていくか」
ということが、これからはとても大事な価値観になっていくのではないかと僕は思います。
「いかに自分が」
から、
「いかに周りと共有するか」
への価値観のシフトです。
それこそが、自分を豊かにするための唯一の方法ではないかと思います。
僕が後楽園ホールを満員にする理由は、プロボクサーの新たな稼ぎ方を僕自身が背中で見せ、それにより、ボクシングを食える仕事にするためです。
それを果たした上で、僕が一生をかけて最も叶えたいこと(使命)は、
一度目の現役時代に負け続けた僕が再び立ち上がり、
能力やクオリティで人の価値は決まらないことを証明して、
「諦めかけた人たちが、自分のもつ可能性に気づき、もう一度一歩を踏み出せるようになること」
です。
だから僕は、まずは後楽園ホールを満員にし、自分のような負け続けた人間にも価値があり、どんな状況からでも諦める必要はないということを証明します。
そうすれば、成功を望む全ての人が、
「あいつにできるならもしかしたら自分にも___。」
と、成功の可能性に気づくことができるはずだからです。
それこそが、僕がこのPUGMEを創業するにあたって掲げた、
「4回戦ボクサーが後楽園ホールを満員にし、成功を望む全ての人にその機会を提供する」
という理念の意味する全てです。
ただ、これを実現するためには、得をするのが僕だけであってはいけないし、そもそも僕だけが売り手となってこれを発信し続けても、弱者の戯言として、誰も見向きはしてくれません。
だから僕は、PUGMEに関わる、本業での成功を望むプロフェッショナルたちと、
「後楽園ホールを満員にし、成功を望む全ての人にその機会を提供する」
という僕の理念を共有し、ともにこの理念を掲げて自分を売っていけるコミュニティを創りました。
PUGMEの認知度が上がり、ファンメンバーが増え、世の中からPUGMEが必要とされればされるほど、PUGMEの理念を共有しているプロフェッショナルメンバーが得をします。
また、PUGMEが世の中から必要とされているということは、【月額¥1,000】のコミュニティメンバーもメリットを感じ、きっと喜んでくれているはずです。
さらに、僕の理念を共有したプロフェッショナルメンバーが成功していけばいくほど、そして、コミュニティメンバーの毎日が楽しくなっていけばなっていくほど、それを支えているPUGMEにもポイントが返ってきます。
長くなってしまったので、最後にまとめると、僕がやっているPUGMEという事業は、
「PUGMEのサービス(僕が後楽園ホールを満員にするまでのメイキングを見せるコミュニティ)が売れれば売れるほど、それに関わる全ての人が得をする仕組み」
です。
誰一人として犠牲にすることなく、大切な仲間を、コミュニティメンバーを、そして自分自身を豊かにするために、PUGMEはこれからも走り続けます。
NEW
-
query_builder 2022/01/15
-
「お前は誰にその使命を全うするの?」と聞かれた日から。
query_builder 2022/01/11 -
人生で起こること全てはストーリー
query_builder 2022/01/09 -
「貢献」で回る世界
query_builder 2021/12/08 -
最高のラストファイトを皆さんと作りたい。
query_builder 2021/11/22